かぶらずし                                 もどる


2015年


 今年は本漬けから8日後にかぶら寿司特使を派遣すると「昨年より腕を上げたね」「昨年よりおいしい」と好評でした。その理由は推測ですが、黒酢で魚をしめたことも一因かもしれませんが、派遣時期がこれまで4〜5日目であったのが、今年は8日目で発酵、熟成がすすんだことで、自然の気候や麹がなせるわざなのです。だから発酵食品はおもしろいです。
(2015年1月5日蔵出し)

ねんごろに パックに詰めた かぶらずし 行く先々で 笑顔作らん
 





2014年
岐阜県美濃地方 岐阜市大洞仕込み上からぶり、さば、トラウトサーモンです。(2014年1月2日蔵出し)





2013年

美濃地方 岐阜市大洞仕込み  上から鮭、ぶり、さばです。(2013年1月2日蔵出し)




2012年

美濃地方 岐阜市大洞仕込み 上左が鯖、上右が鮭、下ががぶりです。(2012年1月1日蔵出し)                                    






2011年

美濃地方 岐阜市大洞仕込み 上が鮭、下がぶりです。(2011年1月1日蔵出し)






2010年

美濃地方 岐阜市大洞仕込み 左が鮭、右がぶりです。(2010年1月2日蔵出し)                                                                      
 

            


2009年

美濃地方 岐阜市大洞仕込み 左が鮭、右がぶりです。(2009年1月2日蔵出し)



2008年1月2日蔵出し)



2007年12月25日仕込み開始

 石川県の穴水市に嫁いでいった娘さんから送られてきたというかぶらずしを知人からいただいてその味に言いようのない感動を覚えた。あのおいしい味を再現できないかとインターネット等で調べてかぶらずしを作り始めて早6年、この数年は味も作り方もほぼ一定してきて実家や親戚、知人に食してもらっている。私も北陸の姑につかえることができようか。

材料
  ・かぶ(今回は直径10〜12p)6個、皮をむいて4050g
  ・かぶ用塩 2.3% 93g
  ・ぶり326g 62切れ (かぶの切り数に合わせる)
  ・さけ425g 67切れ
  ・魚用塩  2.7%  20g
  ・麹500g
  ・ごはん   1.5合分(茶碗3ばい)
  ・にんじん     
  ・ゆず       
  ・こんぶ      
  ・輪切り唐辛子 
  ・米酢

作り方

月/日 仕事      場面
12/26 ・かぶらの準備
かぶは、皮を厚めにむき、縦4つに切る。さらに割り箸をおいて5等分に切り込みを入れ、またその間に切り込みを入れる。この後5つに切り分ける。
 〃 ・かぶらの塩漬け
塩はまんべんなくふりかけ重しをする。重しは初日は10キロ(2.5倍)、2日目は6キロ(1.5倍)としましたが、前回はそれぞれかぶらの2倍、1倍としました。漬け物石は河原の石です。人それぞれ異なるようです。
12/27 ・甘酒の準備
乾燥麹400gをほぐした中に炊きたてのご飯を1合分(茶碗2杯)と60℃のお湯200ccを混ぜ合わせる。55〜60℃を確認後保温ジャーに入れ5〜8時間蒸らすと糖化する。糖化が完了すると温度が下がる。
12/27 ・ぶり、鮭の塩漬け
ぶり、さけの棒状の刺身に、塩を振り冷蔵庫に1日寝かせます。これまでは当日6時間塩漬けていたのですが、甘酒の準備といっしょに準備しました。

28日は3ミリぐらいの厚さで切り、酢であらう。今回は15分ほど浸しました。この方がなれても刺身のくずれが少ないようです。

12/28
・材料準備
こんぶ、にんじん、ゆず、赤唐辛子輪切り、甘酒を用意する。
12/28 ・本漬け
塩漬けしておいたかぶにぶりとさけをはさむ。
12/28 容器の中に甘酒をしき、かぶを隙間がないように並べます。また甘酒をしき、こんぶ、にんじん、ゆず、赤唐辛子輪切りをちらしていきます。きれいだにゃ〜。
12/28 軽く締めて、外の寒い倉庫に置きます。上がってきた甘酒の汁を飲むと2日目くらいは塩辛いのに、発酵が進み甘くなっていきます。今回も塩辛いと思って甘酒を100g加えました。(全部でこうじは500g) 4日目には食べられます。
1/2 ・蔵出し
大きいかぶらずしは、切って、切り口を見せるとお正月料理にふさわしくきれいです。今回も実家へ、親戚、知人へと旅立ちます。1週間前後が一番おいしいときです。塩味が控えめなのでしょうゆを少し垂らしても美味です。

・参考:2008年は塩を2.8%にする予定 → 2.8%は好評でした。
やすこさんの味と北陸の珍味「かぶらずし」を参考にさせてもらいました。                                   
・今年は1/8(火)の第11日までおいしく食べることができました。                                                                                                                                                                   
・2008年のかぶらずし
 材料
  ・かぶ(今回は直径10〜12p)5個、皮をむいて2452g
  ・かぶ用塩 2.8% 68.7g
  ・ぶり290g 50切れ (かぶの切り数に合わせる)
  ・さけ290g 50切れ (かぶの切り数に合わせる)
  ・魚用塩  2.8%  さけ、ぶり 各8.12g
  ・麹    450g 
  ・ごはん 300g (1.5合分)
  ・にんじん     
  ・ゆず       
  ・こんぶ      
  ・輪切り唐辛子 
  ・米酢 下の写真はさけ13きれ(左)、ぶり13切れを半分に切ったところです。1月1日旅立ちです。

日程
  ・23日 かぶら購入
  ・24日 さけ、ぶり購入 かぶら塩漬け
  ・25日 さけ、ぶり塩漬け、甘酒づくり
  ・27日 さけ、ぶり酢でしめること3時間後本漬け(石4.2キロ+ブロック2キロ) 2日目4.2キロのみ。


 できあがり 
   09年元旦、旅立つ前のかぶらずし(左:さけ、右:ぶり)


・2009年のかぶらずし
 材料
  ・かぶ(今回は直径約15p)3個、皮をむいて3603g(60切れ)
  ・かぶ用塩 2.8% 101g   重し9.4s→5.2s
  ・ぶり339g 30切れ (かぶの切り数に合わせる)・・・1046円
  ・さけ263g 30切れ (かぶの切り数に合わせる)・・・1349円
  ・魚用塩  2.8%  さけ、ぶり 各8、10g 1日漬け
  ・麹    450g 
  ・ごはん 300g (1.5合分)、60度のお湯300cc
  ・にんじん     
  ・ゆず       
  ・こんぶ      
  ・輪切り唐辛子 
  ・米酢 

日程
  ・26日 かぶら購入、塩漬け(石4.2キロ+5.2キロ→2日目5.2キロのみ)
  ・27日 さけ、ぶり購入 塩振り、甘酒づくり  
  ・28日 さけ、ぶり酢でしめること5時間後本漬け
  
  ☆2010年のかぶらずし用甘酒つくりでは湯の量を通常の甘酒づくりの1/2の150ccとするとよい。(できあがりに甘酒から水分がたくさん出てもったいないから)
  ☆ぶり、鮭の刺身用重量は各300グラム用意すれば(30切れの場合)十分である。

@今年は15pもある大きなかぶだ。 Aぶりを切って酢でしめるが色が茶色っぽくなる。
B鮭も酢でしめること5時間。 C重しと水を抜いた美しいかぶ。
Dとても甘いこうじから作った本来の甘酒。 E鮭をかぶの間にはさんでいきます。
Fぶりもきれいにおさまりました。 G昆布、人参、赤唐辛子輪切り、ゆずを用意します。
Hかぶを敷いては甘酒をのせGの材料をちらばせていきます。 I軽く重しをしたので1週間の倉庫への旅に出かけます。
J一つは料理好きなおばへ、二つは実家へ届けます。 K一切れが大きいので二つに切りました。右がぶり、左は鮭です。


・2010年の1月8日(金)の第11日目でなくなりましたが、寒かったせいもあり、この頃が食べ頃であったようです。

・2010年のかぶらずし
 材料
  ・かぶ(今回は直径約12p)5個、皮をむいて2427g(100切れ)・・・500円
  ・かぶ用塩 2.8% 68g   重し9.4s→5.2s
  ・ぶり352g 50切れ (かぶの切り数に合わせる)・・・1048円
  ・さけ314g 50切れ (かぶの切り数に合わせる)・・・ 935円
  ・魚用塩  2.8%  ぶり、さけ 各10g、9g で2日漬け
  ・米酢(6時間漬ける)
  ・麹    600g (2袋、甘酒がたくさんできますが残ったら飲みます)
  ・ごはん 300g (2合分)、60℃のお湯450cc
  ・にんじん     
  ・ゆず       
  ・こんぶ      
  ・輪切り唐辛子 
   

日程
  ・26日 かぶら購入、塩漬け(石4.2キロ+5.2キロ→2日目5.2キロのみ)
  ・27日 さけ、ぶり購入   
  ・28日 さけ、ぶり塩振り、、甘酒作り
  ・29日 酢でしめること6時間後本漬け
  ☆2011年のかぶらずし用甘酒つくりでは湯の量を通常の甘酒づくりの1/2(2袋で300cc)とするとよいと思っていたが、あまり   に少なく発酵するか心配で150cc追加した。甘酒できると水分がいっぱいとなっていた。2011年は300gにしよう。
 

@かぶは厚めに皮をむきます。 A印は1.5pきざみです。箸の所まで5等分切り込みを入れ、さらにその中間に切れ込みを入れ最後に5つに切り分けます。
B鮭もぶりも酢でしめること5時間。 C本漬けの材料を用意します。
D2日間漬けたかぶです。 E甘酒を作りました。水を半量にする予定でしたが3分の2としました。
Fぶりとさけを塩漬けした蕪の間にはさみます。 G甘酒を敷いてから昆布、人参、赤唐辛子輪切り、ゆずをちらしてから蕪を重ねます。
Hぶりと鮭を分けて本漬け後、倉庫で寝かせます。 I元旦に味見のために一番蔵出しをしました。3日目なのでまだ早いようですがこれからの発酵が楽しみです。


かぶらずしは手間がかかる。そこがいいのだ。蕪の塩漬け、ぶりと鮭の塩漬けと酢じめ、甘酒づくりとどの作業も気を抜けない。そして完成された材料をドッキングさせる。これからじっくり熟成、発酵が始まる、そんなわけで、できあがったときは心が入ってしまってまるで自分の分身のように可愛がりたくなる。そして人に譲るのであるが、喜びとともに手放す寂しさも隠せない。ドラマが詰まっている。この慌ただしい年の瀬に誰に頼まれるわけでもなくやり始めてしまう。そのせいで年賀状は大晦日に書き上がる始末であるがそれだけの魅力がある「かぶらずし」。今年もドラマが詰まったかぶらずしをいろんな人に食べてもらおう。



2011年のかぶらずし

2011年12月24日仕込み開始

 この数年は、年齢とともに仕事量が増えるようで年賀状が大晦日にできあがることが多くなった。数年前までは30日にだせていたのであるが。それでも年中行事の義務感か、お届け先のおいしかったという言葉ですべてが報われたような達成感を期待して年の瀬にやることがいっぱいあるのにとりかかってしまう。まさに道楽に尽きるかぶらずしづくりである。1週前から計画的に準備が必要である。カブの下漬け、ぶりや鮭の塩漬け、酢じめ、麹での甘酒造りなどスローフードの典型である。だからできあがりも深〜い味になるのか。今回職場の富山県南砺市出身の同僚にぶりを材料にして作る話をすると、「ぜいたくな、私はかぶらずしきらいだけど、うちでは鯖やったよ」と返ってきた。すでにカブを120切れ下漬けしてあったので20切れを鯖にまわすことした。さっそく、鯖を買いに行くとなんと3枚おろしで450円、正月料金となって通常の倍額、まったく笑える話である。

材料
  ・かぶ(今回は直径10〜12p)6個、皮をむいて2420g、120切れ 900円
  ・かぶ用塩 2.8% 68g
  ・ぶり304g 50切れ                            1513円
  ・さけ354g 50切れ                            1054円
  ・さば半身114g 20切れ                           225円相当
  ・魚用塩  2.8%  20g
  ・麹2袋  600g(発酵用湯60度400cc)                700円
  
・ごはん  2合分
  ・にんじん     
  ・ゆず       
  ・こんぶ      
  ・輪切り唐辛子 
  ・米酢

日程
  ・24日 かぶら購入、塩漬け(石4.2キロ+5.2キロ→2日目5.2キロのみ)
  ・27日 さけ、ぶり、さば購入、塩ふり12時間 、、甘酒作り  
  ・28日 酢でしめること6時間後本漬け
  ・元旦: 初蔵出し 
  ☆2011年のかぶらずし用甘酒つくりでは湯の量を通常の甘酒づくりの1/2(2袋で300cc)とするとよいと思っていたが、やはり発酵初期、乾燥状態になっておっており気になり100cc足した。しかし発酵が終了する際には程よく水分ができ、かぶらずし蔵出しにも上澄み液が少量できる程度で、湯400ccは適量である。(拍手)
 




作り方

月/日 仕事      場面  場面
12/24 ・包丁研ぎ
 いよいよかぶらの準備。皮を厚めにむくので包丁の切れ味は大切、研ぎます。 
 
・かぶらの準備
 かぶは、皮を厚めにむき、縦4つに切る。さらに割り箸をおいて5等分に切り込みを入れ、またその間に切り込みを入れる。この後5つに切り分ける。全部で120切れです。
 
 〃 ・かぶらの塩漬け
 塩はまんべんなくふりかけ重しをする。重しは初日は9.4キロ、2日目は5,2キロとしましたが、毎年しまってある石を出して使うのみで重さは適当です。
 ☆
12/27 ・甘酒の準備
 乾燥600gをほぐした中に炊きたてのご飯を2合分と60℃のお湯400ccを混ぜ合わせる。55〜60℃を確認後保温ジャーに入れ12時間蒸らすと糖化する。糖化が完了すると温度が下がる。今回は時間がかかりました。
 ☆
12/27
    28
・ぶり、鮭、さばの塩漬け
 ぶり、さけの棒状の刺身に、塩を振り冷蔵庫に12時間寝かせます。さっと水洗い後、水分をとり3ミリぐらいの厚さで切ります。
 そして米酢に6時間浸けます。この酢のおかげで刺身が完成時に身崩れが少なくなり、深い味わいになります。右の写真は左からさけ、さば、ぶりですが酢で締めると白っぽくなり鮮やかさが消えますが、本漬けすると本来の色が戻ってきます。
 

12/28
・材料準備
 こんぶ、にんじん、ゆず、赤唐辛子輪切り、を用意します。
 ☆
12/28 ・かぶらに魚をはさむ
 塩漬けしておいたかぶにさけ(左)とぶり(右)をはさみます。私は酢の臭いや味が大嫌いでしたが、このときばかりはなぜか苦になりません。
 
12/28 ・かぶらに魚をはさむ
 塩漬けしておいたかぶにさばをはさみます。今年初トライです。
 ☆
12/28  容器の中に甘酒をしき、かぶを隙間がないように並べます。また甘酒をしき、こんぶ、にんじん、ゆず、赤唐辛子輪切りをちらしていきます。左から、さけ、さば、ぶりです。  ☆
12/28  軽く締めて、外の寒い倉庫に置きます。これまでは甘酒の液が1カップほどあがってきたので取り除いて飲んでいたのですが、今年はのぞくほどたまっていません。麹600gに湯400ccは適量でした。取り出した上澄み液は全部で150ccほどでした。煮沸して発酵を止めて冷蔵庫に保管、煮物用の甘み付けに用いました。

 ☆
 1/1  ・蔵出し
 大きいかぶらずしは、切って、切り口を見せるとお正月料理にふさわしくきれいです。元旦に家用に出しますが子供たちは敬遠します。
 さばが酢に浸けた後にしめさばとして試食すると生臭かったのですが、蔵出し後はそれはみじんのかけらもありません。。食感がぶりとさけは柔らかく似ていますが、さばは身が締まっていてこちらの方がとりこになりそうです。
 2日以降は実家、親戚、知人へと旅立ちます。
   
 1/14 寒い日が続いたので最終日は14日までいただけました。さばとぶりが数きれずつ残り,夕食にいただきます。    ☆



2013年のかぶら寿司

2012年12月26日仕込み開始

 12月の23日の教会のクリスマス祝会のゲームもおわり(この数年は有名人の残した10大名言録や10大ニュースなどをやってきたが、今年は大当たりゲームをおこなった)、ようやく緊張から解放され、かぶら寿司の仕込み準備に専念できる。今年は畑でカブラを栽培している。12センチ以上が4つは育っているのでこれを使い,あと2つは購入することにした。昨年は山スキー用具の購入でてんやわんやであったが、今年は英検の準備はあるものの余裕がすこしばかりある。
 さあ気合いを入れてとりかかかろう。

材料
  ・かぶ(今回は直径10〜15p)6個、皮をむいて3961g、120切れ 300円(2個分))
  ・かぶ用塩 2.8% 111g
  ・ぶり    329g 50切れ分   875円(さくでないため248円/100g)
  ・さけ    298g 50切れ分   739円(さくで248円/100g)
  ・さば半身 135g 20切れ分    200円
  ・魚用塩  2.8%  22g
  ・麹2袋  600g           996円(昨年より値上がり)
  ・発酵用湯60度400cc+戻しよう100cc(前回は400+200cc)水分があがらずこれがベター。 
※今回甘酒を2度も作りました。というのも1度目、漬け込みが深夜になりそうで、翌朝に延期すると微発泡状態になっていたのです。味もいつもとは異なります。20時間の発酵はいけません。やはり8〜10時間で止めなくてはならないことを実感しました。発酵しすぎた甘酒は熱処理、飲んだり料理用甘み付けに使用予定です。               
  
  ・ごはん  2合分
  ・にんじん     
  ・ゆず       
  ・こんぶ      
  ・輪切り唐辛子 
  ・米酢

仕込みの手順

月/日 仕事      場面  場面
12/26 ・かぶらの準備
 今回は何と自家栽培のかぶらが左の4つです。12〜15pに育ってくれました。右の2つはいつもの店で購入しました。味は残念ながら自家のものは、辛みが強く、育ちすぎて繊維が多いようです。できあがりは吉と出るか凶とでるかの心配もありますが道楽仕事なので Don`t worry.(左)

 かぶは、皮を厚めにむき、縦4つに切る。さらに割り箸をおいて5等分に切り込みを入れ、またその間に切り込みを入れる。この後5つに切り分ける。全部で120切れです。(右)
 
 〃 ・かぶらの塩漬け
 塩は1段並べては小さじ2杯をまんべんなくふりかけ重ねていく。重しは初日はかぶらの約2倍の10キロ、2日目は5、1キロとしましたが、毎年しまってある石を出して使うのみで重さは適当です。
 ☆
12/27  ・ぶり、鮭、さばの塩漬け
 ぶり、さけの棒状の刺身に、塩を振り冷蔵庫に12時間寝かせます。さっと水洗い後、水分をとり3ミリぐらいの厚さで切ります。
 
 上段:ぶりは皮付きなので安い、皮をはぎます。血合い の箇所が脂がのっておいしそうなので時々切ってはおつまみします。右は塩を振った状態。  

 下段左:トラウトサーモンにもトロサーモン部分があるので醤油をつけて一部いただきま〜す。写真は塩を振った状態です。
 
   
12/28 ・材料準備
 こんぶ、にんじん、ゆず、赤唐辛子輪切り、を用意します。
   ☆
12/29 ・甘酒の準備
 乾燥600gをほぐした中にぬるま湯100ccを加え 炊きたてのご飯を2合分と60℃のお湯400ccを混ぜ合わせる。55〜60℃を確認後保温ジャーに入れ麹菌にがんばってもらいました。9、5時間で切り上げ、さけ、さば、ぶり用に分けます。 
   ☆

12/29
・酢でしめる
6時間の予定が12時間、体も酢もつかり(れ)すぎてしまったが結果はいかに。さけ57切れとさば25切れ。
   
12/29 ・ぶり56切れ    ☆
12/29 ・材料はさみ
 かぶらの大きさにあった切り身をさがしてはさんでいきます。
   ☆
12/29   ・本漬け
 容器の中に甘酒をしき、かぶを隙間がないように並べます。また甘酒をしき、こんぶ、にんじん、ゆず、赤唐辛子輪切りをちらしていきます.。ぶり
 ☆
12/29  ・本漬け
 さばです。<この後のことです。甘酒用の湯の量が適量なので浮き上がる甘酒も1p程度で無駄がなく,そのままにできるので濃厚に仕上がったと思います。>
   ☆
 1/2  ・蔵出し
右は兄弟やおばなどの親戚に届けます。
左は化粧用に重箱に詰めてみました。
やはりお正月の色です。味の方はぶりはすっかりなじんでいますが、さばは酢がしみこんだ分、締まりが強いような食感です。もう2日すればベストコンデションでしょう。さけはその中間といった具合でしょうか。塩加減は私好み申し分なし。各容器、さけとぶりは6〜7切れ、サバは3切れです。かぶらずし特使よ。いってらっしゃい。

   
   一容器500gくらいになりました。    ☆
 1/6〜8
 知人に渡すときは,見栄えするように盛りつけに気を遣います。10日目くらいが一番おいしいと私は思っています。今年もドラマが一つ終了しました。    ☆


2014年のかぶら寿司



2013年12月26日仕込み開始

 かぶら寿司づくりは年中行事?として行うようになってきた。この前の日曜日22日には教会のクリスマス祝会での出し物、今年は某長老さんから「恒例 今年の名言集」としてプログラムに繰り込まれた。毎年当てにされることはうれしいことだ。負担もおおきいが。前日の土曜日は図書館にて2013年の毎日の新聞の一面の記事調べ、夕方までかかってなんとか終了。これから解放されてかぶら寿司づくりに励む。5月に父が亡くなり、年賀状作成もなしということでゆとりがある年末になりそうだ。

材料

  ・かぶ(今回も直径10〜15p)6個、皮をむいて3892g、120切れ分 1140円)
  ・かぶ用塩 2.8% 109g
  ・ぶり    294g 50切れ分  1155円(さくで398円/100g)
  ・さけ    327g 50切れ分   940円(さくで298円/100g)
  ・さば3/4 200g 30切れ分    300円
  ・魚用塩  2.8%  22g
  ・麹2袋  600g           996円
  ・甘酒用発酵用戻しよう水200cc、湯60度300cc
  
  ・ごはん       2合分
  ・にんじん      適量    
  ・ゆず        適量    
  ・こんぶ       適量    
  ・輪切り唐辛子   適量
  ・米酢        150cc



仕込みの手順

月/日 仕事      場面  場面
12/26 ・かぶらの準備
 各務原市の浅野屋スーパー買い出しに行きます。年に1回この時期におせわになります。
 かぶは、皮を厚めにむき、縦4つに切る。さらに割り箸をおいて5等分に切り込みを入れ、またその間に切り込みを入れる。この後5つに切り分ける。全部で120切れです。(右)
   
 〃 ・かぶらの塩漬け
 塩は1段並べては大さじ2杯をまんべんなくふりかけ重ねていく。重しは初日はかぶらの約2倍の10キロ、2日目は5、1キロとしましたが、毎年しまってある石を出して使うので楽になってきました。
   ☆
 12/27  ・魚の塩漬け
 上からぶり、トラウトサーモン、さばです塩を振り冷蔵庫に1日寝かせます。この後サバ1/4はしめさばにしていただきました。
   ☆
 12/28  ・甘酒の準備
 乾燥600gをほぐした中にぬるま湯200ccを加え 炊きたてのご飯を2合分と60℃のお湯300ccを混ぜ合わせる。55〜60℃を確認後保温ジャーに入れ麹菌にがんばってもらいました。右は糖化終了9時間後の保温鍋です。昨年の轍を踏まないように屋外の2℃で発酵を止めます。
   
 12/28  ・酢でしめる
 塩を洗い流し、ぶり50切れ,サーモン58切れ、さば30切れを作り,米酢に浸けたら明け方の4時になっていました。新聞配達のバイクの音が聞こえます。道楽以外の何物でしょう。その日の午後まで約8時間酢に浸しますが、時間はあまり問題でないことがわかってきました。ただし長く浸すとかぶら寿司の魚が崩れにくく長持ちするようです。
   ☆
 12/28  材料準備(A)
 こんぶ、にんじん、ゆず、赤唐辛子輪切り、を用意します。
   ☆
 12/28  ・材料はさみと本漬け
 さばの切り身をかぶにはさんで、その後3等分しておいた甘酒、さばをはさんだかぶら、(A)の材料を交互に重ねていきます。
   
 12/28  ・横から見たさばのかぶら寿司2段。    ☆
 12/28  ブリのかぶら寿司4段    
 12/28  サーモンのかぶら寿司4段、この後軽く重しをしてその倉庫で寝かせます。これからは菌の活躍に委ねて発酵がすすんでくれるのを待ちます。発酵食品のおもしろいところです。甘酒が日ごとに濃厚になっていきます。    
 1/2  ・蔵出し
 甘酒も程よく濃厚になってきました。親戚へ、知り合いへ,かぶらずし特使の門出です。いってらっしゃ〜い。
   
   ・甘酒の液
 重しで上がってきた甘酒の液はびんにつめ,煮物の甘味料として活躍してもらいましょう。
   ☆




2015年のかぶら寿司



2014年12月28日仕込み開始

 今年はカブが店になくて翌日の仕入れ待ちで 1日遅れ、さらに年賀状を先にやることになり2日遅れの開始となった。今年のカブは直径10pと例年の13〜15pと比べ小さい。店が言うにはこのところの寒さでカブが大きく育たないそうである。昨年は6個で3800g、今年は8個で3000gである。何とか午前7時起床、教会当番前9時に160切れの塩への漬け込みを終えた。家の畑のカブもあるのですが、食事用としています。

材料(税込み)

  ・かぶ(直径10p)8個、皮をむいて2960g、160切れ分 1296円)・・・・昨年より約1000g少ない
  ・かぶ用塩 2.8%  83g
  ・ぶり    317g 60切れ分  1261円(さくで398円/100g)
  ・サーモン 302g 60切れ分   971円(さくで298円/100g)
  ・さば1匹分415g 60切れ分   430円
  ・魚用塩  2.8%  31g
  ・麹2袋  600g          1026円
  ・甘酒用発酵用戻しようぬるま湯200cc、湯60度300cc
  
  ・ごはん       2合分
  ・にんじん      適量    
  ・ゆず        適量    
  ・こんぶ       適量    
  ・輪切り唐辛子  適量
  ・黒酢        適量


手順

月/日  仕事  場面1  場面2
12/28(日)  ・カブの準備
 今年はカブが小さいのでこれまでで一番薄い厚さで切ることになる。場面2はこれまで使用したカブを切る際に使用したスケール箸。
   
 12/28(日) ・ カブの塩漬け
@カブを上から4等分する。
A切り口を下にしてスケール箸ともう1本の箸ではさむ。(場面1中)
B箸の高さまで5等分切り込み入れる。
C5等分した一つ一つに箸の高さまで切り込みを入れる。
D箸をはずしBに続いて切り分ける(場面@上の状態)
E2日間の塩漬けにはいる(場面2)。重しは1日目10s、2日目5sです。石が二つしかしかないため重さは変えようがありません。
   
 12/28(日)  ・魚の塩漬けと酢じめ
 塩漬けして1.5日、各60切れに切った後は黒酢0.5日(適当)漬けました。
   
     左からサーモン、さば、ぶりの塩漬けです  左から さば、サーモン、ぶりの黒酢しめです。
 12/29(月)  ・甘酒作り
 乾燥600gをほぐした中にぬるま湯200ccを加え30分蒸らす。その後炊きたてご飯2合分が少し冷めてから、60℃のお湯300ccを混ぜ合わせる。
 55℃確認後保温ジャーにいれ、使い捨てカイロも保温材とする。
 8時間たったら鍋を外気にさらして発酵を止める。発酵がすすみすぎると甘酒が酸っぱくなってしまいます。
   ☆
 12/30(火)  ・彩り、香りづけ野菜準備(A)
ニンジン、昆布、ゆずの皮を千切りにします。輪切り唐辛子は既製品です。
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 12/30(火)  ・本漬け
とても大きな真さば、しめさばにしてみたくなるほど脂がのっている3枚おろしでした。小さいカブからはみだしてしまいます。(54切れ)
外の倉庫で1月4日まで5日間休んでもらう予定です。
   
 12/30(火) ・本漬け
 ぶりです。刺し身が四角なのでカブにきれいに納まります。(53切れ)
 ブリをはさんだカブを一段敷いたら甘酒を敷き、(A)の材料を散らします。そしてまたカブを重ねて同様に進めます。
   
 12/30(火)  ・本漬け
サーモン、こちらもカブが小さいのではみ出してしまいます。(53切れ)
   
 1/5(月)  ・蔵出し(単なるヨドの倉庫ですが)
上からブリ、サバ、サーモンです。サバは黒酢とサバの色が出て上部は黄色っぽくなりましたが味はむしろまろやかかなと思いました。(下の場面1右端のおけ)
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 1月7日(水)  ・かぶら寿司特使派遣
パックは約300g(3きれ×3種)と350g(4きれ×3種)と400g(5きれ×3種)となっていました。今年は寒い正月でかぶら寿司作りには適した気候でした。
   
       

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