銀だらのつけ焼き

 
            

2009年4月18日準備

 しょうゆみりんのつけ焼きの最高峰は銀だら(メロー、銀むつともかって表示があった)であろう。中学か高校の頃であろうか、親が何かの会合で持ち帰ってきた仕出し屋の弁当の魚が家で食べる鯖やサンマと違ってとてもおいしい。こんな魚があるんだなと思っていたが、それが何かわかるようになったのは十数年後の30歳台になってからのことである。私の味覚にまちがいがなければこれこそ銀だらであろう。釣ってきたニジマスやアマゴをつけ焼きを試みたが今ひとつであったが銀だらは脂がしっかりのって、身がぽろりと取れて口の中で溶けるようだ。この味、食感は老若男女万人に好まれる味である。そういえば15年ほど前、実家の父母を招いたとき、入れ歯をのことを配慮して銀だらをメインにもてなしをしたらとてもおいしいと感動してくれた。そして我が子も銀だらを好むため、安売り半端銀だらを弁当に時にあつらえている。一切れ80〜90gで300円ほどする銀だらは庶民の口に辛いのでないだろうか。そんなこともあって私が買うのは消費期限間近の40〜50%引きのものである。今回も幸いに50%引き2パック残っていたので迷わず買って夕飯のおかずにした。

材料

・銀だら80〜100g 4切れ
・みりん     大さじ3
・だししょうゆ  大さじ3 (だししょうゆしかないため)
・さとう      大さじ1
・酒        小さじ1  (におい取りのつもりで入れたり入れなかったり)

作り方

手順 仕事      場面

・塩振り
銀だらは冷凍物なので水分が出てくるので水分を拭いてから軽く塩をふります。
・しょうゆみりん漬け
みりん、しょうゆ、さとう、酒をまぜてから魚を浸します。一晩漬けておくと十分に味がしみます。今回7時間でも十分でした。ただし時々上下をひっくり返して全体にみりんが行きわたるようにします。
・グリルで焼く
みりんがや砂糖が入っているため焦げやすいので、焼き加減を見ながら弱火で6分程度焼きます。串がすっと通れば大丈夫です。
・たれを作る
残ったしょうゆみりんはあくを取りながら鍋で煮詰めます。最後に焼いた銀だらにかけます。盛りつけておしまい。

                                                         もどる