ローストチキン                                                  もどる

 
2017年12月28日(しょうゆ・ナンプラー・砂糖ベース)  
   
 2015年12月20日(しょうゆ・砂糖ベース)  2016年12月24日(しょうゆ・ナンプラー・砂糖ベース)
   
 2008年12月22日(塩・胡椒ベース)  2011年12月9日(塩・胡椒ベース)


 
            

2008年12月22日準備

 ローストチキンといえば、豪華なイメージが昭和30年台生まれの私にはある。もも肉を骨をもってほおばってみたいという願望がいつの頃からか芽生えたと思う。たしか小学校の近くに肉屋さんがあり、揚げたコロッケや手羽先を売っていた。当時、コロッケは10円、手羽先は20円だったか。高嶺の花だった骨付きもも肉が庶民の口にいともたやすく入るようになり、いささか拍子抜けの感じがする。またこんなにおいしいものが、これほど値打ちに購入できて良いのか、適正価格でないとどこかで、誰かがひずみをうけることにならないであろうかと余分な心配をするのである。ちなみにこの地元産の丸チキンは2.3キロ1280円の30%引きの896円で購入したのである。ウナギ1本1000円、オーストラリア産ステーキ1枚180g500円を考えるといかにも値打ちである。
 さてローストチキン作りは、私が2002年に英会話を習ったステーブンからレシピをもらったのがきっかけである。彼の本国イギリスでは、誕生日やお祝いパーティー等では、必ずと言っていいほどターキーやチキンをたべるそうだ。 
 ところで電気オーブンよりもダッチオーブンは簡単においしく調理できることがわかった。詰め物はT(タマネギ、セロリ、レバー、生パン粉、ベーコン、パセリ)よりU(甘栗、ごはん、薄味カレーチャーハンにする)のほうが私の好みに合うと思った。しかし詰めものは、取り出すときに熱くてたいへんだし、最後に骨から肉を外すときに肉にごはん粒がついていると今ひとつきれいでない。またたこ糸と針でおしりを縫わなければならない。そんなこともあって詰め物の代わりに余っていたニンニクを数かけら香りつけ用にいれるのみとした。

材料
 ローストチキン用 
  ・チキン丸   2300g (8人分)
  ・塩       14グラム(2300gの0.6%小さじ3)・・・塩味が薄めだったので次回からは1%にしたい。
  ・こしょう    適量  
  ・にんにく    4かけら
  ・ねぎ、バナナの皮(ダッチオーブンの底にしきます。主な役割は香りつけ)

 チャーハン用
  ・ごはん 
  ・ゆで栗
  ・塩
  ・こしょう
  ・カレー粉

 ソース用
  ・生クリーム 50cc
  ・塩
  ・こしょう

 

作り方

月/日 仕事      場面
12/22 ・下味つけ
 内臓は取り出してあるものの、内部の血などをキッチンペーパーできれいに拭き取ります。その後塩とこしょうを表面、内部にまでまんべんなくこすりつけます。塩加減は難しいところですが、1晩寝かせることにより塩からくなることはないようです。塩の量は肉の1%が適量と考えるが骨を含むので適当です。
12/23
・首の骨はスープに使う
 首をそのままつけて焼いても良いのですが、肉が少なく食べる所は殆どありません。しからば先に切り落としスープに用いた方が賢明です。鶏ガラでとったスープはコクがあります。今回はコンソメで味を仕上げました。

・ダッチオーブンで焼くこと40分、火を切って15分
 底にネギの白いところや青いところをひきます。さらに三角コーナーにあったバナナの皮も入れました。(初めの頃は燻製用チップを使っていましたが植物系のものなら大差ないように思います。ネギはチップより癖がなく良いものと思いました。)お腹は空でも良いのですが、何となく寂しいので台所にあったニンニクを4かけら入れました。
 10分立ったところで洗ったジャガイモをオーブンの中に入れると添え物が簡単にできます。
・音で焼き具合を判断する。
 肉汁がホイルからオーブンに落ち、ジュージューと音がします。40分くらいすると音が小さくなっていきます。私はこの頃が火の切り所だと思っています。火がと通ったかどうかは、腿肉に串を刺してみて透明な肉汁が出てこればOKです。



・ソースを作る
 アルミホイルの上の肉汁を集め火にかけます。煮立つ前に、生クリームを加えて味を見ます。塩とこしょうで味を整えます。一煮立ちしたら火を止め冷まします。お肉にかけて召し上がれ。

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2010年12月25日準備                                                   

 2年ぶりにローストチキンを調理しようと思った。大学生となった長男も帰ってくるので楽しく食べようと計画したが、長男は連夜、高校のクラス会や陸上部の集まりがあっていつもどおり3人でたっぷり食べた。妻と私はもも肉、次男は手羽肉2本、翌昼、長男は喜んで胸肉を食した。今回特筆すべきことはダッチオーブンでなく電気オーブンでローストしたことで味の比較をしたり、加熱時間を調べたりすることができたことである。味においてはダッチオーブンに軍配があがるようだ。肉の表面に肉汁をかけ熱による乾燥を避けたがや肉のパサパサ感は否めない。また皮の焼き上がりのおいしさもダッチオーブンが勝る。しかし電気オーブンで庫内丸皿回転で加熱すると250度40分で焼き上がることもわかった。電気オーブンの調理と平行して他の調理もできるので便利である。

材料
 ローストチキン用 
  ・チキン丸   1990g (4人分)
  ・塩       20グラム(チキンの1%)・・・塩味が濃いめだったので次回からは0、8%にしたい。
  ・こしょう    適量   

 チャーハン用
  ・ごはん 
  ・ゆで栗
  ・塩
  ・こしょう
  ・カレー粉

 ソース用
  ・生クリーム 50cc
  ・塩
  ・こしょう

 

@前夜に塩20gとこしょうを外と中にすりつけます。 A翌夜、電気オーブンで250℃40分、回転皿で焼き上げます。途中で出てきた油や肉汁をはけで表面にぬって乾燥を防ぎます。。
Bお腹が空いていたので完成写真を撮る間もなく切り分けてしまいました C皿に出た肉汁をとって煮詰めて、生クリームを入れて一煮立ちさせると肉にかけるソースができます。塩、、こしょうで味を調整します。

   

2011年12月9日準備                                                   

 お値打ちな骨付きを手に入れた。消費期限まぢかで国産で3本でおよそ450円1本220g、少し早いがクリスマスメニューとしていただこう。

材料
 ローストチキン用 
  ・骨付きもも肉   854g (3本)
  ・塩       7グラム(チキンの0.8%)・・・骨付きで0、8%は適量である。
  ・こしょう    適量   
 
肉用クリームソース
  ・生クリーム 大さじ2
  ・塩
  ・こしょう
 
チャーハン:サイドメニュー
  ・ごはん    茶碗3杯 
  ・かき(果物) 4分の1個 (甘栗の代わり)  
  ・塩       適量
  ・みずな    (家とれ)
  ・こしょう    適量
  ・カレー粉   小さじ2

ヨーグルトサラダ 
 ・かき
 ・キウイフルーツ
 ・リンゴ
 ・カスピ海ヨーグルト
 ・マヨネーズ

月/日 仕事      場面
12/9 ・下味つけ
 これはしっかりしたお肉です。1本220g、豪華です。塩の量は0.8%が個人的に一番合っています。ハーブ塩もよくすりつけて一晩冷蔵庫でねかせます。ねかせると塩が行き渡りまろやかな味わいとなります。
12/10
・ダッチオーブンで焼くこと20分、むらし5分
 ダッチオーブン(中)に三角コーナーのバナナの皮とコーヒーの粉をしく。金網の上にアルミホイルを2重にしてもも肉2本おき、さらに大きい丸網をおいて1本のせる。アルミホイルはソース用肉汁受け。ハムのような燻製風味にするには桜やヒッコリーなどのチップを用いると良い。

・ふたを開け、焼き色つけ+乾燥用5分
 食感を変化させるため表面をぱりっと仕上げるため、ふたを開けて加熱、もちろん竹串はすっと通り、肉汁は透明です。(血が混じるようでは加熱不足)
 
 ・ホイルに落ちた肉汁でスープも作れます。今回は冷蔵庫に生クリームがあったので生クリームを加えて煮詰めて、塩、胡椒で味を整え肉にかけるとひと味加わります(小鉢)。
 
・サイドメニュー@のカレーチャーハンはカレー粉の辛さと柿の甘さがほどよくマッチします。岐阜では富有柿のきずものが4〜5つ100円で無人販売しているので重宝します。
 
・サイドメニューAのフルーツサラダは給食からヒントを得ました。柿、キウイ、リンゴにカスピ海ヨーグルトと少量のマヨネーズを混ぜるとマイルドでほどよく酸っぱいサラダが完成します。

                                                          

2015年12月20日準備  

                          
・毎日仕事帰りにコンビニコーヒーを買う身として気になるのが、ウィンドー内のチキン、どれもおいしそうである。一週前にケンタッキーのチキンを一つ食べたがむね肉か脂ののりが今一つ。それならやはり自分流で、それも初挑戦のしょうゆ味でやってみた。(地域雑誌のパーティレシピに掲載あり。)これは照り焼き風で白ご飯に合う一品である。これまでの塩胡椒味ローストチキンは付け合わせにカレーチャーハンを添えていた。ダッチオーブンで190°で25分+火を消して15分で完成。  

<材料>
塩         小小さじ1/2程度か
しょうゆ50cc  (約大さじ3)、 ニンニク1かけ
砂糖大さじ2,5 (約大さじ3)、しょうが1かけ
酒   25cc  (約大さじ2)
ナンプラー小さじ0,5
チキンレッグ2本

   @軽く肉に塩しておく。表面にさらりで肉に味の締まりを付けるためである。魚でもみりん醤油だけでは物足りない気がしていたから。3時間おく。
   Aニンニクとしょうがはスライスする。材料を混ぜてビニル袋に入れ肉を入れて口ですって空気を抜く(たれを飲む寸前で止める?)

Bレシピには2日間漬け込むとあったがそんな余裕がないので塩3時間+たれ21時間

C天ぷら用が温度設定を使えばよい。ダッチオーブンで190°で25分+消して15分

D中華鍋で焦げ目を付けようとしたがあまりつかず、残った肉汁をからめた。
 



2016年12月23日準備 

・今年は所用でで、かぶらずし仕込みはなしの予定、このため休日は教会のクリスマス出し物「2016年 振り返り 月別 名言、格言、過激発言」制作に専念することができた。心のゆとりもあり、22日に店をのぞくが夕方は売り切れていて23日午前中にもも肉は購入した。たれづけはレシピには2日間とあったが、1日で十分だと思う。

<材料>
塩         なし(まったく必要なし、)
しょうゆ50cc  (約大さじ3)、 ニンニク1かけ(スライス)
砂糖       (約大さじ2.5)、しょうが1かけ(同上)
酒   25cc  (約大さじ2)
ナンプラー    (小さじ1)
生クリーム(小さじ1・・・たまたまあったのでソース用に使いました)

   12/23
・たれ作り
これは大きい2本で560g796円、明日になれば20%引きになるが、食べたいときが好機。
・材料の調味料を混ぜる。砂糖が溶けるようにレンジで30秒、その後ニンニク、しょうがをいれる。
   ・漬け込む
ビニル袋にお肉とたれをいれてもも肉を入れて空気を抜き取り。冷蔵庫で20時間。
 
 12/24
・蒸し焼き
6sあるダッチオーブンで15分中火、15分蒸らし
   ・照りを付ける。
フライパンで肉の表面を焼きその後ダッチオーブンの肉汁とたれをいれからめる。肉を取り出し、残っているたれに生クリームを小さじ1入れ肉用ソースを作る。
 




2017年12月28日
 
 ・某スーパーマーケットは年間を通じてチキン丸を置いてある。賞味期限が近づくと半額ととなる。国産鶏1700円の半額である。今年は24日が日曜日なので夕方繰り出せば半額が手に入るだろうと目論んでいたら、なんと近所の生協で 半額、3割引、そのままの3種類の丸チキンが販売されていた。27日までのばしてパートナーと食べようと思っていたら28日に長男が帰省するのでそれに合わせて下味つけを行う。

1000円で 丸々チキンを ほおばれり お得、気の毒 尽きぬ話題で


<材料>
チキン丸 ・・・2200g
塩 表面うっすら・・・少し味が薄くお思えました(次回は0.4%で試してみよう)

<漬けだれ>・・・塩を0.4%にするのなら漬けだれこの半分の量で十分でしょう。
しょうゆ100cc 
ニンニク1かけ(スライス)
ショウガ1かけ (スライス)
砂糖  大さじ5
酒   50cc(約大さじ2)
ナンプラー    (小さじ1)

<ソース>
牛乳、ヨーグルト、マヨネーズ、ケチャップ

<燻煙用>
紅茶、月桂樹の葉、バナナ皮(いつもはコーヒーだしがら)

12/26 昨日塩しておいたチキンに漬けだれをかけて真空パック?。寒気で3〜4度なので野外倉庫で2日寝かせました。
 12/28
一番大きなダッチオーブン登場です。鍋内径30.5p。
 
  中火で50分、蒸らすこと30分できれいな仕上がりになりました。もう10分増やしてもよさそうです。(中が少し赤いところがあったけど十分食べれましたが)
   2人はもも肉1本、パートナーは手羽2本でしたが手羽1本食べきれず残しました。
・スープ:自家生さつまいもとジャガイモのポタージュスープ
・サラダ:サンチュ、サニーレタス、ロメインと畑のものとおせちテリーヌ、ゆで玉子でコブサラダとしゃれ込んでみました。
ソースは
右:漬けておいたたれを煮つめたもの
中:上のたれに牛乳、ヨーグルト、マヨネーズケチャップで洋風仕立てにしたもの
左:ダッチオーブンで下にたまった肉汁、冷えて煮こごりになっています。

一押しは左ですが長男は真ん中と言っていました。パートナーは何もかけなくて良いとのことでした。